コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:カリン・ドラガン、以下 当社)は、自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures:TNFD)(注1)が2023年9月に公表した最終提言v1.0(以下、TNFD提言)に対応した情報開示を推進する企業として「TNFD adopter」(注2)に登録したことをお知らせします。
当社グループは、環境ポリシーにおいて、私たちの事業活動に欠かせない水を含めた自然資源を有効活用し、地球環境を持続可能な形で次の世代へ引き継いでいくことが重要な使命であると定めています。水を使用するビジネスを行う当社にとって、森林、草原、その他の水源域及び生態系を保全していくことは必要不可欠です。当社は、2022年12月よりTNFD フォーラムへ参画し、生物多様性保全への取り組みを強化してまいりました。非財務目標 「CSV Goals」の一環として、水源涵養率の維持や水使用量の削減・効率化を目標とし、優先地域における水の保全・還元を進めることで、生物多様性の保全に取り組んでいます。17工場すべての水源域において、地域の森林組合などと協定を締結し、森林の持つ多面的機能を最大限に発揮するため、長期的かつ継続的に活動を行っています。
今後、「TNFD adopter」として、TNFD提⾔に沿った取り組みを推進し、情報開⽰の拡充に努めていまいります。
(注1)自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)
自然資本および生物多様性に関するリスクや機会を適切に評価するためのタスクフォース。金融機関や企業に情報開示を促すことにより、資金の流れをネイチャーポジティブ(「2030年までに生物多様性の減少傾向を食い止め、回復に向かわせる」という地球規模の目標)に移行させることを目的に、自然関連リスクに関する情報開示フレームワークの構築を推進。
(注2)TNFD adopter
TNFD提言に対応した情報開示に取り組む意向をTNFDウェブサイト上に登録した企業・組織のこと。登録企業には、2024年度分または2025年度分のいずれかにおいて、TNFD提言に対応した情報開示を行うことが求められています。また、2024年1月10日までに登録した企業は、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)にて、「TNFD Early Adopter」として公表されました。
https://tnfd.global/engage/inaugural-tnfd-early-adopters/
ニュースリリース:自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)フォーラムに参画
https://www.ccbj-holdings.com/news/detail.php?id=1340
コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス サスティナビリティーの取り組み
(生物多様性の保全)
https://www.ccbji.co.jp/csv/
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